先日、切り戻し後に発根したアイビーで苔玉を作ってみました。
作り方の検討
ネットで苔玉の作り方を検索すると、鉢植え用の用土を布で包む方法と、乾くと固まるケト土をメインに作る方法が出てきます。
あとは水苔を使うか、ハイゴケを使うかの違いがあるようです。
まず僕は今回、布で包む方法を採りました。
理由は、今までケト土を使ったことがなく、水やりの頻度をうまく掴めそうになかったからです。
鉢植えの用土を布で包む方法は、言ってみれば鉢の代わりに布と苔を使っているということなので、通気性の良い鉢に植えているのと同じ状態になります。
苔は水苔を使いました。
苔玉によく使われる(らしい)ハイゴケでなく水苔を巻いたのは、単に水苔の方が使い勝手が良かったからです。
余ったら乾燥させて保管できますからね。
発根したアイビー
まずは、事前に発根させたアイビーについて。
鉢植えのアイビーが伸び伸びになっていたので、2月上旬〜中旬に切り戻しました。
水を入れたコップに入れて、3〜4週間後の写真がこちら。
まだ寒い日が多いのに、こんなに早く簡単に発根するとは思いませんでした。
アイビーは本当に強いですね。
苔玉ハンギング作成
用意したもの
用土
鉢植えの観葉植物に使う土を混ぜました。
赤玉土をメインに、鹿沼土・パーライト・ハイドロカルチャー用木炭を入れましたが、比率は適当です。
まぁアイビーだから大丈夫でしょう。笑
布
セリアで買った「フリークロス」。
他にも色んな布が売ってましたが、これは確か綿65%だったと思います。
小動物の吊り下げカゴ
これもセリアで買いました。
これを苔玉のフレームにします。
別に無くてもいいんですが、あった方がより綺麗なボール型になるかと。
見づらいですが、この写真の右側に輪が付いていて、吊り下げられるようになっています。
手ぬい糸
これはダイソーで買いました。
3色ありますが、狙いは真ん中です。
水苔に巻いても目立たないような糸がいいと思い選びました。
茶碗
吊り下げカゴがちょうど入るくらいの茶碗。
作業手順
①水苔を戻しておく。
②布を、吊り下げカゴを包んで少し余るくらいの大きさに切る。
③切った布を茶碗の中に敷き、吊り下げカゴを入れる。
④用土を途中まで入れ、アイビーを入れる。
⑤残りの用土を入れる。
この時、固形肥料やオルトランを入れてもよい。
⑥布を包み、形を整える。
⑦手ぬい糸でグルグル巻いていく。余った布は裏返し、一緒に巻き付けてしまう。
⑧水苔を布の上から乗せ、上から更に手ぬい糸を巻いて固定する。
完成
完成時の写真がこちら。
もともと付いていた輪は短かったので、針金をつけて長さを出し、吊るしやすくしました。
今回は、もともと付いていた輪が土に埋まらないよう気をつけながら作業をしたせいもあり、アイビーがほぼ真上に来てしまいました。
針金を伝って上にばっかり伸びていかなければいいな。
おわりに
アイビーは放っておいてもどんどん育つので、多少扱いに困るところがありますが、こうして気軽に色々な飾り方を楽しめるのもメリットの一つではないでしょうか。
ちなみに今回作った苔玉は、順調に育ってきたら実家に送りつけるつもりです。笑
そうでもしないと家がアイビーだらけになってしまう…。
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