株分けしたビカクシダのその後③

観葉植物

今年(2022年)3月に株分けし、5月・7月に様子をお伝えしていたビカクシダ・ネザーランドについて、10月の様子をお伝えします。

復活しかけていた2株

株分けで根がほとんど無くなってしまった2株は、前回7月の段階で、コルクに付けた後にそれぞれ新しい葉が出てきたところでした。

株分けしたビカクシダのその後②
今年(2022年)3月に株分けをしたビカクシダ・ネザーランドについて、5月の記事でその後の様子をお伝えしていました。 今回はその2か月以上後、7月下旬の様子についてです。 養生していた2株 一度ベランダ管理で枯れそうに 5月の記事ではタ...

10月現在の様子がこちら。↓

まず、比較的大きいこの株は、7月に出始めた貯水葉が途中まで育った後、今は胞子葉を出してきています。
貯水葉が歪な形になっているのは、何かの作業中に誤って傷つけてしまったからだと思います。

比較的小さいこちらの株は、何度か新しい葉が出ては枯れを繰り返した後、今は安定して新しい胞子葉を伸ばしてきています。
コルクに付けるほどの大きさかと言われればかなり微妙ですが、とにかく今はコルクに付けています。
もう少し根が充実して大きくなったら、少なめの水苔で網付けにしようかと思います。

この2株は、今考えればずっと室内管理をしていた方が良かったかとも思いますが、春に最低気温が15℃を下回らなくなったくらいから今まで、ずっとベランダで管理してきました。
今年は仕事関連で色々変動があり、植物のための室内環境を整えることができなかったことが大きいです。

今年の冬はしっかり室内環境を整える予定なので、上手く行けば冬の間も少しずつ成長してくれるかもしれません。

網付けにした株

貯水葉が展開(9月時点)

5月時点で既に網付けしていた株は、7月に2つあった成長点のうち1つを潰し、ようやくスッキリした状態になったところでした。

そして今より少し遡りますが、9月の状態がこちら。↓

ついに綺麗な貯水葉が展開しました!

ここまで長かった〜。
感慨深いものがあります。

ただし問題が1つ。

向かって左側に展開し始めた貯水葉が、古い胞子葉の上に乗っかってしまいました。

貯水葉の成長に合わせて少しずつ調整すれば、このような状態になるのを避けられるらしいですが、それってどうやってやるんでしょうか。
簡単なのは胞子葉を持ち上げた状態で固定するとか?
今後チャンスがあったら試してみます。

今回は、貯水葉の下敷きになった胞子葉を全てカットしました。
カットしたのは元々途中で切れていたり、少しシナっとしていた胞子葉だったし、大きな胞子葉は残るので、まぁ大丈夫だろうと言うことで思い切ってカットしました。

話は逸れますが、そもそも何で貯水葉が胞子葉に乗り上げるんでしょうか?

同一の成長点から出てきた胞子葉に見えて、実は前に潰した別の成長点から出てきた胞子葉だったのか。
または、同一の成長点から出てきた胞子葉であっても、「貯水葉が乗り越えてしまうような角度で伸びている胞子葉は光合成しなくてよし」とビカクシダが判断しているのか(しっかり日の光を浴びて育った健康な胞子葉は、前方か上方へ伸びているイメージがあるので)。

胞子葉カット後(10月時点)

胞子葉をカットして4日後の様子がこちら。↓

カットした胞子葉があった部分も覆い隠しています。
見づらいですが、成長点からは新しい葉が2枚顔を出しています。
ネットで拝見するビカクシダの先輩方の美しい株に少しずつ近づいているかも?

11時くらいに傾いているような気がしますが、まぁ許容範囲だと思うので、当面はこのままにします。
来春以降、苔増しする時に微調整すればいいかな。

おわりに

関東はそろそろ最低気温が15℃に近づいてきました。

今後は冬越しの室内環境をご紹介した上で、生育状況もお伝えしていこうと思います。



コメント

タイトルとURLをコピーしました