株分けしたビカクシダのその後

観葉植物

以前ビカクシダ・ネザーランドの株分けをしました。

ビカクシダの株分けをしました
今年1月、我が家は初のビカクシダを迎え入れました。 品種はネザーランド。 ビカクシダの中でも特に強く育てやすいと言われている品種です。 迎え入れた時はポリポットに入っていて、既に子株が育って入り組んだ状態でした。 でも当時は、ビカクシダの...

今考えればとても可哀想なことをしていました…(~_~;)

まず、強引に分けすぎ。
背中合わせになっていた2株は、無理に分けずそのままにするか、分けるなら根を多く残せるようもっと慎重にやるべきでした。

そして株分け後の管理もマズかった。
鉢植えの植物に例えれば、剪定をした枝を、何の処理もせずにそのまま大きな鉢に植えるのとほぼ等しいことをしていました。

ビカクシダの先輩方から見れば、前回の株分けがどれだけ強引だったか、そして株分け後の管理がどれだけ杜撰だったかは一目瞭然だったと思います…。

今回は、そんな可哀想な扱いをしてしまったビカクシダ・ネザーランドのその後をお伝えします。

株分け後の様子

3株に分けたうち根が極端に少なくなった2株。
株分け直後、強引に板付け・コルク付けした時の写真がこちら。

この2株はその後の写真を撮っていないことが悔やまれますが、元気の良かった胞子葉が徐々にシワシワに垂れ下がっていきました(T_T)

唯一の救いは、水苔を入れた鉢に入れていた小さな株
株分け直後の写真です。

そして約3週間後。

新しい胞子葉が2枚出てきています。
何とか命を取り留めた、という感じ。

根の少ない2株は養生

根の少ない2株は胞子葉を1枚だけ残してバッサリ切り、ルートンをまぶし、根に水苔が触れるようにしてタッパーに入れました。

ここから復活してくれるかは分かりませんが、やれるだけやっています。

鉢植えの株は網付けに

板付け・コルク付け以外に、ネットでは多くの方が網付けというものをしているという情報を目にし、僕も真似してみることにしました。

用意したもの

セリアのワイヤーネット

商品名は「インテリアワイヤーメッシュラティスL」。
ビカクシダの網付けで検索すると、この商品を使っている方が多いようでした。

材質がスチールなので錆びる心配が無いわけではないですが、とりあえず使ってみます。

ダイソーの鉢底ネット

3枚セットの鉢底ネットです。
セリアのワイヤーネットと組み合わせて使いますが、幅が1cm違うだけでほぼピッタリ。

セリアの園芸用結束バンド

前にセリアで買った細めの短い結束バンド。
鉢底ネットのアミアミに通せる太さ(2mm)です。
ワイヤーネットに鉢底ネットを貼り付けるのに使います。

水苔

前にダイソーとセリアで買った水苔が少しずつ余っていたので、それを使います。

余談ですが、個人的にセリアの水苔よりダイソーの水苔の方が好きです。
と言うか、セリアの水苔は見た目からして「これ本当に水苔…?」っていう感じです。
保水性もかなり低い印象。

まぁ一番良いのはホームセンターでちゃんとした水苔を買うことですね。笑
僕はつい何でも安上がりで済ませようとしてしまいますが、ダイソーの水苔は普通に使えると思います。

ベラボン

前に園芸店で買ったもの。
通気性が良く根の成長にも良いらしいです。

大袋のものしか売ってなくて仕方なく買いましたが、今のところ使う機会が少なく、ものすごーく余っています。
今度鉢植えの植物の土に混ぜてみようかな。

ダイソーの手ぬい糸

水苔を巻くのは前回と同じく手ぬい糸。
2周目を巻く時に巻き始めの糸を上から押さえれば、摩擦力で固定されて巻くのが楽です。

ダイソーの針金

太さ2mmの針金。
個人的にこの太さが細すぎず硬すぎず扱いやすいです。

網付け

鉢底ネットのS字フックでぶら下げる部分を切り取り、結束バンドでワイヤーネットに固定します。

四隅を固定

中央も1箇所固定します

あとは前回と同じ要領で付けていきます。

完成時の写真がこちら。

前回よりも水苔を丸く作ることができました。
少しずつ慣れていくものですね。
表面はセリアの水苔、中の方はダイソーの水苔を使っています。

網付けから2週間余り後

網付けから2週間余り経った後の写真がこちら。

2枚の胞子葉が少し大きくなりました。
乾燥防止のため、水苔をラップで覆っています。

成長点には新しい葉も控えています。

もう乱暴なことしないから安心して健康に育って下さい…。

おわりに

どうか養生中の2株がゆっくりでも復活してくれますように。

それにしても100均商品で板に代わるものを作れるなら、杉板とかコルクとか、今後買わなくていいかも。
見た目に拘らなければの話ですが。

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